植生ライダーの研究
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2019年4月～2020年3月)
報告書番号: R19JDG20200
利用分野: 研究開発
- 責任者: 木村俊義, 研究開発部門センサ研究グループ
- 問い合せ先: 三橋 怜(mitsuhashi.rei@jaxa.jp)
- メンバ: 三橋 怜, 澤田 義人
事業概要
植生ライダーデータの解析アルゴリズム開発の為, HPCを用いたシミュレーション実行やGPGPU計算を行う.
参照URL
なし
JAXAスーパーコンピュータを使用する理由と利点
十分なメモリを搭載した複数ノードで計算を行うことで, アルゴリズム開発のイタレーションにかかる時間を削減させる. また, 大規模リモートセンシングデータの分散深層学習の結果を確認する.
今年度の成果
本年度はセンサ研究グループが開発した植生ライダーシミュレータをJSS2上で実行させ, 100万ケース以上のシミュレーションを短時間で実行させることが出来た. また, このシミュレーション結果をJSS上のGPUを用いて深層学習を行い, 新たなデータ解析アルゴリズムの開発を行うことが出来た.
成果の公表
なし
JSS2利用状況
計算情報
- プロセス並列手法: MPI
- スレッド並列手法: OpenMP
- プロセス並列数: 1 - 4
- 1ケースあたりの経過時間: 10 時間
利用量
総資源に占める利用割合※1(%): 0.03
内訳
JSS2のシステム構成や主要な仕様は、JSS2のシステム構成をご覧下さい。
| 計算システム名 | コア時間(コア・h) | 資源の利用割合※2(%) |
|---|---|---|
| SORA-MA | 0.00 | 0.00 |
| SORA-PP | 62,703.96 | 0.41 |
| SORA-LM | 0.00 | 0.00 |
| SORA-TPP | 292.88 | 0.02 |
| ファイルシステム名 | ストレージ割当量(GiB) | 資源の利用割合※2(%) |
|---|---|---|
| /home | 9.54 | 0.01 |
| /data | 9,813.31 | 0.17 |
| /ltmp | 1,953.13 | 0.17 |
| アーカイバシステム名 | 利用量(TiB) | 資源の利用割合※2(%) |
|---|---|---|
| J-SPACE | 0.00 | 0.00 |
※1 総資源に占める利用割合：3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.
※2 資源の利用割合：対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2019年4月～2020年3月)