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(新分野)ウェアラブルUAV

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2022年2月~2023年1月)

報告書番号: R22JDA201S01

利用分野: 航空技術

PDFはここからダウンロード

  • 責任者: 中村俊哉, 航空技術部門航空基盤技術統括
  • 問い合せ先: 和田大地(wada.daichi@jaxa.jp)
  • メンバ: 久田 深作, 大瀬戸 篤司, 和田 大地

事業概要

山岳救助や災害救助の現状では, 少ない情報に基づいて救助計画を立てていることで, オペレーション全体の効果や安全性が限定されることがある. そこで, 迅速に隊員を現場投入できるヒト飛行システムを研究開発する. 情報収集や現場判断により確度の高い救助計画を可能にする.

参照URL

なし

JAXAスーパーコンピュータを使用する理由と利点

飛行システムの制御器を深層強化学習により生成する. そのためにJAXAスパコンを利用する. 深層強化学習ではマルチコアによる並列計算が必要であり, 加えてパラメータスタディのために複数ジョブを実行できれば効率的である. これらを可能にする点で, スパコンの大きな利点がある.

今年度の成果

深層強化学習を適用し,スラストベクタリングを備えたUAVモデルの姿勢制御を行った.

ジンバル実験系を想定した3自由度制御である.

姿勢変化が大きいため, クォータニオンフィードバックを制御系に組み込んだ.

Domain randomizationを応用して学習したことで, ニューラルネットワークはシミュレーションと実環境の違いに適応し, チューニングなしに実験において制御可能であることが実証された(図).

Annual Reoprt Figures for 2022

図1: 制御実験結果. ニューラルネットワークが制御を開始すると, (上段)ピッチ角が目標の90度に静定された. (中段)ヨー角は180度, (下段)ロール角は0度に静定され, 制御は成功した.

 

成果の公表

なし

JSS利用状況

計算情報

  • プロセス並列手法: OpenAI Gym 及び PyTorch の実装に依る.
  • スレッド並列手法: OpenAI Gym 及び PyTorch の実装に依る.
  • プロセス並列数: 1 - 36
  • 1ケースあたりの経過時間: 72 時間

JSS3利用量

 

総資源に占める利用割合※1(%): 0.20

 

内訳

JSS3のシステム構成や主要な仕様は、JSS3のシステム構成をご覧下さい。

計算資源
計算システム名 CPU利用量(コア・時) 資源の利用割合※2(%)
TOKI-SORA 0.00 0.00
TOKI-ST 66840.20 0.07
TOKI-GP 341428.88 14.52
TOKI-XM 0.00 0.00
TOKI-LM 4.07 0.00
TOKI-TST 0.00 0.00
TOKI-TGP 0.00 0.00
TOKI-TLM 0.00 0.00

 

ファイルシステム資源
ファイルシステム名 ストレージ割当量(GiB) 資源の利用割合※2(%)
/home 15.00 0.01
/data及び/data2 150.00 0.00
/ssd 150.00 0.02

 

アーカイバ資源
アーカイバシステム名 利用量(TiB) 資源の利用割合※2(%)
J-SPACE 0.00 0.00

※1 総資源に占める利用割合:3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.

※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.

 

ISV利用量

ISVソフトウェア資源
利用量(時) 資源の利用割合※2(%)
ISVソフトウェア(合計) 0.00 0.00

※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2022年2月~2023年1月)


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所在地

JAXA(宇宙航空研究開発機構) 調布航空宇宙センター
所在地 〒182-8522 東京都
調布市深大寺東町7-44-1