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システムレベル技術検討に必要な着陸候補地点の解析

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2021年2月~2022年1月)

報告書番号: R21JB0101

利用分野: 宇宙探査

PDFはここからダウンロード

  • 責任者: 佐藤広幸, 月惑星探査データ解析グループ
  • 問い合せ先: 月惑星探査データ解析グループ(z-JLPEDA@ml.jaxa.jp)
  • メンバ: 井上 博夏, 佐藤 広幸

事業概要

既存のマルチバンド画像データを用い, 月極域(緯度60°以南以北)におけるHapkeパラメタマップの算出, およびそれを用いて測光補正されたカラーモザイクマップを作成する. これらは月極域ミッションの着陸地点・走行経路検討に必要なデータプロダクトである.

参照URL

https://jlpeda.jaxa.jp/ 参照.

JAXAスーパーコンピュータを使用する理由と利点

テラバイト~ペタバイトに及ぶ大量の月惑星探査データを処理し, 高解像度の結果を比較的短時間で得るためには, JSSのように非常に多くのコアを搭載する並列計算機の利用が非常に有効である.

今年度の成果

NASAの月探査衛星Lunar Reconnessance Orbiter(LRO)搭載のWide Angle Camera(WAC), および, JAXAの月探査衛星SELENE搭載のMulti-band Imagerのデータを用いた, 月南北両極域のカラーモザイクマップを作成した. 従来より高い精度・解像度の地形データを用いたこと, および, Hapkeパラメタの計算アルゴリズム改良により, より高精度な測光補正が達成できた. 新しい極域カラーマップにより, 従来認知されてこなかったエジェクタ・光条などの若い堆積物が多数見つかった. また, 新しいアルゴリズムにより算出されたHapkeパラメタマップは, 月表層の光学的物性理解につながった.

成果の公表

-ポスター

佐藤, 大竹, 月南極域における地質解析, 日本惑星科学会秋季講演会, P01-2, 2021.

JSS利用状況

計算情報

  • プロセス並列手法: MPI
  • スレッド並列手法: 自前スクリプトによる手動並列化
  • プロセス並列数: 12 - 36
  • 1ケースあたりの経過時間: 1 時間

JSS3利用量

 

総資源に占める利用割合※1(%): 0.00

 

内訳

JSS3のシステム構成や主要な仕様は、JSS3のシステム構成をご覧下さい。

計算資源
計算システム名 CPU利用量(コア・時) 資源の利用割合※2(%)
TOKI-SORA 0.00 0.00
TOKI-ST 4233.33 0.01
TOKI-GP 0.00 0.00
TOKI-XM 0.00 0.00
TOKI-LM 0.00 0.00
TOKI-TST 0.00 0.00
TOKI-TGP 0.00 0.00
TOKI-TLM 0.00 0.00

 

ファイルシステム資源
ファイルシステム名 ストレージ割当量(GiB) 資源の利用割合※2(%)
/home 306.09 0.30
/data及び/data2 61631.86 0.66
/ssd 30878.33 7.98

 

アーカイバ資源
アーカイバシステム名 利用量(TiB) 資源の利用割合※2(%)
J-SPACE 0.00 0.00

※1 総資源に占める利用割合:3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.

※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.

 

ISV利用量

ISVソフトウェア資源
利用量(時) 資源の利用割合※2(%)
ISVソフトウェア(合計) 0.00 0.00

※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2021年2月~2022年1月)


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JSS3を利用するには

JSS3 を利用するには 「利用するには 」ページをご覧ください。

活躍する計算技術-最近の追加

所在地

JAXA(宇宙航空研究開発機構) 調布航空宇宙センター
所在地 〒182-8522 東京都
調布市深大寺東町7-44-1