燃料ノズルの微粒化・噴霧燃焼解析
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2019年4月~2020年3月)
報告書番号: R19JA2150
利用分野: 航空技術
- 責任者: 石井達哉, 航空技術部門推進技術研究ユニット
- 問い合せ先: 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 推進技術研究ユニット 松浦一哲(matsuura.kazuaki@jaxa.jp)
- メンバ: 松浦 一哲, 中村 直紀, 牧田 光正, 張 会来, 飯野 淳, 齋藤 欣也
事業概要
燃料ノズルの微粒化・噴霧燃焼現象について数値解析を実施し, 現象を解明する.
参照URL
なし
JAXAスーパーコンピュータを使用する理由と利点
微粒化現象は計算負荷が高く, スパコンの利用は不可避である.
今年度の成果
平面液膜式噴射弁における燃料微粒化の数値解析をおこなった. 現在の格子解像度では液糸から液滴への分裂を捉えることができていないことが判明した. 今後, 現在の結果を初期値として更に細かい格子での計算を実施する予定である.
成果の公表
なし
JSS2利用状況
計算情報
- プロセス並列手法: MPI
- スレッド並列手法: OpenMP
- プロセス並列数: 96 – 768
- 1ケースあたりの経過時間: 1000 時間
利用量
総資源に占める利用割合※1(%): 1.15
内訳
JSS2のシステム構成や主要な仕様は、JSS2のシステム構成をご覧下さい。
計算システム名 | コア時間(コア・h) | 資源の利用割合※2(%) |
---|---|---|
SORA-MA | 10,423,016.00 | 1.27 |
SORA-PP | 2,046.18 | 0.01 |
SORA-LM | 0.00 | 0.00 |
SORA-TPP | 0.00 | 0.00 |
ファイルシステム名 | ストレージ割当量(GiB) | 資源の利用割合※2(%) |
---|---|---|
/home | 325.29 | 0.27 |
/data | 26,633.14 | 0.46 |
/ltmp | 2,752.98 | 0.23 |
アーカイバシステム名 | 利用量(TiB) | 資源の利用割合※2(%) |
---|---|---|
J-SPACE | 0.11 | 0.00 |
※1 総資源に占める利用割合:3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.
※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2019年4月~2020年3月)