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雲エアロゾル放射ミッション/雲プロファイリンクレーダ

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2024年2月~2025年1月)

報告書番号: R24JAR40200

利用分野: 宇宙技術

PDF(はここからダウンロード)

  • 責任者: 仁尾友美, 第一宇宙技術部門EarthCARE/CPRプロジェクトチーム
  • 問い合せ先: SAOC/EarthCARE-MOS担当(EC-MOS@ml.jaxa.jp)
  • メンバ: 蘭 幸太郎, 青木 隆修, 阿世知 裕一, 雨谷 和也, 出口 聡, 石川 拓実, 川邊 浩道, 梶山 謙一, 河津 朋宏, 河瀬 祥子, 水越 貴広, 森 大, 高柳 慧, 瀧波 いづみ

事業概要

2024年5月に打ち上げたEarthCARE衛星データのアルゴリズムバージョンアップに伴う再処理を行う. これらのデータは, 地球システムに大きな影響を及ぼす雲とエアロゾルの振る舞いや, 雲とエアロゾルの地球の気候への影響の仕組みを解明し, 得られた知見を数値気候モデルに組み込み, または, 数値気候モデルの評価に利用することで, 気候変動予測の精度向上に貢献するため, 非常に重要なデータである.

参照URL

EarthCARE -雲エアロゾル放射ミッション」参照.

JAXAスーパーコンピュータを使用する理由と利点

EarthCAREの観測データを処理するミッション運用系システムを構成するシステムとして, 処理アルゴリズム改訂時に, JSS3で過去に取得した全観測データの再処理を実施する.

EarthCAREプロダクトの再処理対象は過去に取得した全観測データであり, 標準処理よりもより多くの計算機リソース(コア, メモリ, ストレージ等)を必要とする. 再処理の期間を短縮し, 再処理後のプロダクトをより早くユーザに提供するためにJSS3の利用が必要である.

また, 消失不可なマスタデータの遠隔地保存先として利用する.

今年度の成果

EarthCAREによる観測開始以降, JSS3上でのL1・高次プロダクトの再処理のため, EarthCAREミッション運用系システムからJSS3へのL0データの伝送を行っている.

また, 2025年度から開始する再処理に向け, 再処理環境の構築を実施した.

構築した再処理環境に最新の処理アルゴリズムを導入し, 再処理プロダクトが正常に生成できることを確認した.

成果の公表

なし

JSS利用状況

計算情報

  • プロセス並列手法: 非該当
  • スレッド並列手法: 非該当
  • プロセス並列数: 1
  • 1ケースあたりの経過時間: 20 分

JSS3利用量

 

総資源に占める利用割合※1(%): 0.01

 

内訳

JSS3のシステム構成や主要な仕様は、JSS3のシステム構成をご覧下さい。

計算資源
計算システム名 CPU利用量(コア・時) 資源の利用割合※2(%)
TOKI-SORA 0.00 0.00
TOKI-ST 4090.45 0.00
TOKI-GP 0.00 0.00
TOKI-XM 0.00 0.00
TOKI-LM 0.00 0.00
TOKI-TST 0.00 0.00
TOKI-TGP 0.00 0.00
TOKI-TLM 0.00 0.00

 

ファイルシステム資源
ファイルシステム名 ストレージ割当量(GiB) 資源の利用割合※2(%)
/home 15.00 0.01
/data及び/data2 114280.00 0.55
/ssd 0.00 0.00

 

アーカイバ資源
アーカイバシステム名 利用量(TiB) 資源の利用割合※2(%)
J-SPACE 55.67 0.18

※1 総資源に占める利用割合:3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.

※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.

 

ISV利用量

ISVソフトウェア資源
利用量(時) 資源の利用割合※2(%)
ISVソフトウェア(合計) 0.00 0.00

※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2024年2月~2025年1月)