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バルートを備えた再突入飛行体の空力特性に関する研究

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2023年2月~2024年1月)

報告書番号: R23JACA57

利用分野: JSS大学共同利用

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  • 責任者: 大津広敬, 龍谷大学
  • 問い合せ先: 大津広敬, 龍谷大学先端理工学部(otsu@rins.ryukoku.ac.jp)
  • メンバ: 大津 広敬

事業概要

展開型バルートを備えた飛行体の空力特性を明らかにする. 特に, バルートの変形が空力特性に与える影響を調査する.

参照URL

なし

JAXAスーパーコンピュータを使用する理由と利点

バルートの変形ごとに形状を選定し, 幅広い飛行条件に対して解析を行う必要があるため.

今年度の成果

今年度の解析では, 遷音速領域におけるバルートを備えた飛行体まわりの流れ場の様子を調査した. バルート形状はOpenSCADという数式で形状を作成できるソフトを用いて作成した. 解析に必要な格子はHexaGrid v1.2.1を用いて作成し, 解析はJSS版FaSTARを用いて行なった. 遷音速領域では, 風洞実験模型まわりに形成される衝撃波が風洞内流路にて反射する現象が強くみられる. 本現象を再現するために計算領域のほぼ全域に渡って密な計算格子を作成し, 壁面において対象壁条件を設定することにより流路内での反射を考慮した解析を実施した. その結果, 模型前面に形成される衝撃波と風洞内流路で反射する衝撃波の様子を定性的に再現することができた.

Annual Reoprt Figures for 2023

図1: 遷音速風洞実験におけるバルートまわりの衝撃波形状のCFDによる再現

 

成果の公表

-口頭発表

「3D プリンタを用いた風洞実験模型製作と遷音速風洞実験への適用」令和5年度 宇宙航行の力学シンポジウム

JSS利用状況

計算情報

  • プロセス並列手法: MPI
  • スレッド並列手法: 非該当
  • プロセス並列数: 64 – 192
  • 1ケースあたりの経過時間: 60 分

JSS3利用量

 

総資源に占める利用割合※1(%): 0.00

 

内訳

JSS3のシステム構成や主要な仕様は、JSS3のシステム構成をご覧下さい。

計算資源
計算システム名 CPU利用量(コア・時) 資源の利用割合※2(%)
TOKI-SORA 592.92 0.00
TOKI-ST 27.69 0.00
TOKI-GP 0.00 0.00
TOKI-XM 0.00 0.00
TOKI-LM 0.00 0.00
TOKI-TST 0.00 0.00
TOKI-TGP 0.00 0.00
TOKI-TLM 0.00 0.00

 

ファイルシステム資源
ファイルシステム名 ストレージ割当量(GiB) 資源の利用割合※2(%)
/home 0.00 0.00
/data及び/data2 0.00 0.00
/ssd 0.00 0.00

 

アーカイバ資源
アーカイバシステム名 利用量(TiB) 資源の利用割合※2(%)
J-SPACE 0.00 0.00

※1 総資源に占める利用割合:3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.

※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.

 

ISV利用量

ISVソフトウェア資源
利用量(時) 資源の利用割合※2(%)
ISVソフトウェア(合計) 0.00 0.00

※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2023年2月~2024年1月)