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次世代吸音ライナ技術の研究開発(燃焼器)

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2023年2月~2024年1月)

報告書番号: R23JDA101C39

利用分野: 航空技術

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  • 責任者: 長井健一郎, 航空技術部門航空環境適合イノベーションハブ
  • 問い合せ先: 航空技術部門 航空環境適合イノベーションハブ (岡村直行)(okamura.naoyuki@jaxa.jp)
  • メンバ: 南部 太介, 齋木 英次

事業概要

次世代吸音ライナ技術の新たな適用先として, ガスタービンエンジン燃焼器を検討している. 吸音ライナを搭載する燃焼器の研究開発を目的に航空エンジン燃焼器用のCFDソルバーであるHINOCA-AEを利用した数値解析を行う.

参照URL

なし

JAXAスーパーコンピュータを使用する理由と利点

水素等の新燃料を利用した燃焼器を検討している. 燃焼器内部の流れ場が既存の燃料と異なるため, 設計段階で燃焼器内部の流れ場を理解する必要があったため.

今年度の成果

本解析では, 新燃料を利用したガスタービンエンジン燃焼器の燃焼器内部の流れ場を対象とする. 図1に示す計算格子を作成し, Large Eddy Simulation(LES)を行った. 結果例として, 時間平均値の温度場を図2に示す. 数値解析により, インジェクター周りや希釈孔周りの流れ場を確認した.

Annual Reoprt Figures for 2023

図1: インジェクタ―周辺の計算格子

 

Annual Reoprt Figures for 2023

図2: 燃焼器内部の時間平均温度場

 

成果の公表

なし

JSS利用状況

計算情報

  • プロセス並列手法: MPI
  • スレッド並列手法: OpenMP
  • プロセス並列数: 1 – 926
  • 1ケースあたりの経過時間: 240 時間

JSS3利用量

 

総資源に占める利用割合※1(%): 0.20

 

内訳

JSS3のシステム構成や主要な仕様は、JSS3のシステム構成をご覧下さい。

計算資源
計算システム名 CPU利用量(コア・時) 資源の利用割合※2(%)
TOKI-SORA 5534413.11 0.25
TOKI-ST 258.39 0.00
TOKI-GP 0.00 0.00
TOKI-XM 0.00 0.00
TOKI-LM 0.00 0.00
TOKI-TST 0.00 0.00
TOKI-TGP 0.00 0.00
TOKI-TLM 0.00 0.00

 

ファイルシステム資源
ファイルシステム名 ストレージ割当量(GiB) 資源の利用割合※2(%)
/home 25.79 0.02
/data及び/data2 110135.58 0.68
/ssd 264.21 0.02

 

アーカイバ資源
アーカイバシステム名 利用量(TiB) 資源の利用割合※2(%)
J-SPACE 1.71 0.01

※1 総資源に占める利用割合:3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.

※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.

 

ISV利用量

ISVソフトウェア資源
利用量(時) 資源の利用割合※2(%)
ISVソフトウェア(合計) 11.75 0.01

※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2023年2月~2024年1月)