CFDワークショップに関する流体解析
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2022年2月~2023年1月)
報告書番号: R22JDA201G27
利用分野: 航空技術
- 責任者: 橋本敦, 航空技術部門 航空機ライフサイクルイノベーションハブ
- 問い合せ先: サンシカアンドレア(sansica.andrea@jaxa.jp)
- メンバ: 林 謙司, 松﨑 智明, 小島 良実, Andrea Sansica, Paul Zehner, ザウナー マルクス
事業概要
NASA Common Research Model High-Lift(CRM-HL)形状の空力特性を課題としてAPC-8開催. RANS・URANSでCRM-HL特性を計算, warmスタートのデータ優位性を確認.
参照URL
「数値解析技術の研究 | 基盤技術の研究(fundamental research) | JAXA航空技術部門」参照.
JAXAスーパーコンピュータを使用する理由と利点
CFDワークショップのために, 3次元複雑形状の多数の計算を実行して, 大きな計算能力が必要ですから, JAXAスーパーコンピュータを使用する必要があります.
今年度の成果
NASA Common Research Model High-Lift形状(図1)のために, 乱流モデル(図2)と格子依存性, cold対hotスタートを調査して, RANSシミュレーションのbest-practiceを選択した. CLmaxの予測できた(図3)が, 翼の剥離の検出を改善する必要がある(風洞壁干渉, 高忠実度シミュレーション)
成果の公表
なし
JSS利用状況
計算情報
- プロセス並列手法: MPI
- スレッド並列手法: 非該当
- プロセス並列数: 480 – 2304
- 1ケースあたりの経過時間: 200 時間
JSS3利用量
総資源に占める利用割合※1(%): 0.64
内訳
JSS3のシステム構成や主要な仕様は、JSS3のシステム構成をご覧下さい。
計算システム名 | CPU利用量(コア・時) | 資源の利用割合※2(%) |
---|---|---|
TOKI-SORA | 16859099.44 | 0.74 |
TOKI-ST | 59701.63 | 0.06 |
TOKI-GP | 11226.07 | 0.48 |
TOKI-XM | 306.71 | 0.19 |
TOKI-LM | 10314.03 | 0.69 |
TOKI-TST | 0.00 | 0.00 |
TOKI-TGP | 0.00 | 0.00 |
TOKI-TLM | 0.00 | 0.00 |
ファイルシステム名 | ストレージ割当量(GiB) | 資源の利用割合※2(%) |
---|---|---|
/home | 414.78 | 0.38 |
/data及び/data2 | 44393.33 | 0.34 |
/ssd | 1457.56 | 0.20 |
アーカイバシステム名 | 利用量(TiB) | 資源の利用割合※2(%) | J-SPACE | 36.16 | 0.16 |
---|
※1 総資源に占める利用割合:3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.
※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.
ISV利用量
利用量(時) | 資源の利用割合※2(%) | |
---|---|---|
ISVソフトウェア(合計) | 1738.59 | 1.21 |
※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2022年2月~2023年1月)