構造・複合材技術に関する研究
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2021年2月~2022年1月)
報告書番号: R21JA1601
利用分野: 航空技術
- 責任者: 中村俊哉, 航空技術部門航空基盤技術統括
- 問い合せ先: 青木雄一郎, 航空技術部門 航空機ライフサイクルイノベーションハブ, デジタル構造材料技術チーム(aoki.yuichiro@jaxa.jp)
- メンバ: 青木 雄一郎, 笠原 利行, 河邉 拓樹
事業概要
トポロジー最適化を物輸eVTOLの主翼構造設計に適用し, 設計から製造までを網羅的に実証研究を行い, 成立性を確認した.
参照URL
なし
JAXAスーパーコンピュータを使用する理由と利点
トポロジー最適化を多数ケース実施し, より多くのデザイン案を取得するため.
今年度の成果
トポロジー最適化を山間部物輸 eVTOL の主翼構造設計に適用し, 設計から製造までを網羅的に実証研究した. その結果, トポロジー最適化により得られた最適補強構造配置案(図1)を適切にTFP(Tailored Fiber Placement)用の経路データに変換する複合材製造プロセスを構築(図2)することで, 一体化された炭素繊維プリフォームの製作を実現(図3)し, 複合材部材として成形が可能であることを確認した(図4).
成果の公表
-査読なし論文
青木雄一郎・他, トポロジー最適化によるeVTOL機体構造の開発, 強化プラスチックス, 第68巻, 第3号, p.89-91, 2022年3月
-招待講演
Yuichiro Aoki, Pursuit of novel light weight composite structures, 2nd International Conference on Additive Fabrication of Composites, 23-24 November 2021
JSS利用状況
計算情報
- プロセス並列手法: MPI
- スレッド並列手法: 自動並列
- プロセス並列数: 2 – 200
- 1ケースあたりの経過時間: 3600 秒
JSS3利用量
総資源に占める利用割合※1(%): 0.00
内訳
JSS3のシステム構成や主要な仕様は、JSS3のシステム構成をご覧下さい。
計算システム名 | CPU利用量(コア・時) | 資源の利用割合※2(%) |
---|---|---|
TOKI-SORA | 0.00 | 0.00 |
TOKI-ST | 2592.06 | 0.00 |
TOKI-GP | 0.00 | 0.00 |
TOKI-XM | 0.00 | 0.00 |
TOKI-LM | 0.00 | 0.00 |
TOKI-TST | 0.00 | 0.00 |
TOKI-TGP | 0.00 | 0.00 |
TOKI-TLM | 0.00 | 0.00 |
ファイルシステム名 | ストレージ割当量(GiB) | 資源の利用割合※2(%) |
---|---|---|
/home | 15.00 | 0.01 |
/data及び/data2 | 51350.00 | 0.55 |
/ssd | 150.00 | 0.04 |
アーカイバシステム名 | 利用量(TiB) | 資源の利用割合※2(%) | J-SPACE | 0.00 | 0.00 |
---|
※1 総資源に占める利用割合:3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.
※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.
ISV利用量
利用量(時) | 資源の利用割合※2(%) | |
---|---|---|
ISVソフトウェア(合計) | 0.00 | 0.00 |
※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2021年2月~2022年1月)