プロジェクト課題対応
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2019年4月~2020年3月)
報告書番号: R19JG3211
利用分野: 研究開発
- 責任者: 嶋英志, 研究開発部門第三研究ユニット
- 問い合せ先: 根岸 秀世(negishi.hideyo@jaxa.jp)
- メンバ: 伊藤 孝行, 高木 亮治, 堤 誠司, 伊藤 浩之, 清水 太郎, 青野 淳也, 芳賀 臣紀, 森井 雄飛, 安部 賢治, 筧 雅行, 本江 幹朗, 菱田 学, 根岸 秀世, 大西 陽一, 西元 美希, 大門 優, Ashvin Hosangadi, 福地 健, 猪野 正輝, 深澤 修, 大野 真司, Andrea Zambon, 中島 健賀, 雨宮 孝, 梅村 悠, 藤原 大典, 谷 洋海, 藤本 圭一郎, 王丸 哲文, 福田 太郎, 外山 雅士, 西村 彗, 武藤 大貴, 政家 一誠, 佐藤 之, 鵜飼 諭史, 高橋 秀尚, 赤井 恒太, 清水 隆弘, 山田 梨加, 田尾 公希
事業概要
第三U(JEDI)保有および開発技術を活用して現行JAXAプロジェクト等における技術課題解決に対応 し, 各課題対応案件についてプロジェクトからの依頼に確実に対応する. また, 数値シミュレーション技術ならではの”付加価値(効率化, 高信頼化, コスト・期間低減, 波及効果等)”を実現する.
参照URL
「ソフトウェア・解析検証技術研究|JAXA|研究開発部門」参照.
JAXAスーパーコンピュータを使用する理由と利点
プロジェクトの要望にタイムリーに対応するために, 実機の複雑形状を模擬しかつ多数の条件の解析を短期間に実施する必要がある.
今年度の成果
H3プロジェクト, SLIMプロジェクト, HTV-Xプロジェクトにて検討されている課題に対して, 第三ユニットにて開発した解析技術とJSS2を活用することで設計妥当性評価やリスク評価, 改良検討を実施した.
成果の公表
なし
JSS2利用状況
計算情報
- プロセス並列手法: MPI
- スレッド並列手法: FLAT
- プロセス並列数: 100 – 400
- 1ケースあたりの経過時間: 100 時間
利用量
総資源に占める利用割合※1(%): 0.53
内訳
JSS2のシステム構成や主要な仕様は、JSS2のシステム構成をご覧下さい。
計算システム名 | コア時間(コア・h) | 資源の利用割合※2(%) |
---|---|---|
SORA-MA | 3,474,184.09 | 0.42 |
SORA-PP | 63,846.03 | 0.41 |
SORA-LM | 2,219.54 | 0.93 |
SORA-TPP | 80,091.41 | 4.83 |
ファイルシステム名 | ストレージ割当量(GiB) | 資源の利用割合※2(%) |
---|---|---|
/home | 10,060.64 | 8.38 |
/data | 136,556.55 | 2.34 |
/ltmp | 26,879.49 | 2.28 |
アーカイバシステム名 | 利用量(TiB) | 資源の利用割合※2(%) |
---|---|---|
J-SPACE | 123.75 | 3.11 |
※1 総資源に占める利用割合:3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.
※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2019年4月~2020年3月)