新型基幹ロケット 空力特性基礎試験
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2018年4月~2019年3月)
報告書番号: R18JK2300
利用分野: 宇宙技術
- 責任者: 岡田匡史, 第一宇宙技術部門H3プロジェクトチーム
- 問い合せ先: 伊海田 皓史(ikaida.hroshi@jaxa.jp)
- メンバ: 伊海田 皓史, 今井 和宏, 伊藤 文博
事業概要
国際競争力を強化するため, 低コスト化/高性能化を実現する輸送システムを開発する.
参照URL
「H3 | ロケット | JAXA 第一宇宙技術部門 ロケットナビゲーター」参照.
JSS2利用の理由
スパコン利用による解析時間の短縮は, システム検討へのフィードバックを適時実施する事が可能となり, 設計精度の向上に大きく寄与する. また大規模計算も可能となり, より実現象に近い検討が可能となる.
今年度の成果
H3に対し, 新たにφ5.4m径のフェアリング適用をするための初期検討を実施し, 成立性を確認した.
成果の公表
なし
JSS2利用状況
計算情報
- プロセス並列手法: MPI
- スレッド並列手法: 自動並列
- プロセス並列数: 480 – 960
- 1ケースあたりの経過時間: 5 時間
利用量
総資源に占める利用割合※1(%): 0.21
内訳
JSS2のシステム構成や主要な仕様は、JSS2のシステム構成をご覧下さい。
計算システム名 | コア時間(コア・h) | 資源の利用割合※2(%) |
---|---|---|
SORA-MA | 1,852,488.80 | 0.23 |
SORA-PP | 827.21 | 0.01 |
SORA-LM | 63.76 | 0.03 |
SORA-TPP | 0.00 | 0.00 |
ファイルシステム名 | ストレージ割当量(GiB) | 資源の利用割合※2(%) |
---|---|---|
/home | 257.81 | 0.27 |
/data | 10,234.20 | 0.18 |
/ltmp | 4,947.92 | 0.42 |
アーカイバシステム名 | 利用量(TiB) | 資源の利用割合※2(%) |
---|---|---|
J-SPACE | 0.50 | 0.02 |
※1 総資源に占める利用割合:3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.
※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2018年4月~2019年3月)