実機形状燃料ノズルの性能向上に関する研究
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2018年4月~2019年3月)
報告書番号: R18JA0730
利用分野: 航空技術
- 責任者: 山根敬, 航空技術部門コアエンジン技術実証(En-Core)プリプロジェクトチーム
- 問い合せ先: 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 コアエンジン技術実証プリプロジェクトチーム 松浦一哲(matsuura.kazuaki@jaxa.jp)
- メンバ: 松浦 一哲, 牧田 光正, 中村 直紀, 飯野 淳, 張 会来, 齋藤 欣也, 坂田 訓彦, 秋野 あすか
事業概要
実用形状に即した燃料ノズルの気流流れ・燃料微粒化・混合・燃焼計算・熱解析を実施し, その性能向上に資する.
参照URL
なし
JSS2利用の理由
実用形状に即した燃料ノズルの気流流れ・燃料微粒化・混合・燃焼計算・熱解析を精度よく解析するためには, 大規模なデータベースを使用するフレームレット燃焼解析が必要であり, スパコンの利用は不可避である.
今年度の成果
パイロットの設計が希薄吹き消え限界に及ぼす影響を解析した. U8型では吹き消え現象が見られたのに対し, D8型では同条件においても吹き消えは見られなかった.
成果の公表
なし
JSS2利用状況
計算情報
- プロセス並列手法: MPI
- スレッド並列手法: 非該当
- プロセス並列数: 512
- 1ケースあたりの経過時間: 4 時間
利用量
総資源に占める利用割合※1(%): 1.02
内訳
JSS2のシステム構成や主要な仕様は、JSS2のシステム構成をご覧下さい。
計算システム名 | コア時間(コア・h) | 資源の利用割合※2(%) |
---|---|---|
SORA-MA | 9,286,721.23 | 1.14 |
SORA-PP | 0.00 | 0.00 |
SORA-LM | 0.00 | 0.00 |
SORA-TPP | 0.00 | 0.00 |
ファイルシステム名 | ストレージ割当量(GiB) | 資源の利用割合※2(%) |
---|---|---|
/home | 360.90 | 0.37 |
/data | 42,857.05 | 0.76 |
/ltmp | 9,263.40 | 0.79 |
アーカイバシステム名 | 利用量(TiB) | 資源の利用割合※2(%) |
---|---|---|
J-SPACE | 0.11 | 0.00 |
※1 総資源に占める利用割合:3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.
※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2018年4月~2019年3月)