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aFJR軽量低圧タービン技術開発-構造解析

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2016年4月~2017年3月)

報告書番号: R16J0026

  • 責任者: 西澤 敏雄(航空技術部門 aFJRプロジェクトチーム)
  • 問い合わせ先: 北條 正弘(hojo.masahiro@jaxa.jp)
  • メンバ: 金堂剣史郎, 貞本将太, 北條正弘, 安藤正晴, 安藤琢也, 渡辺智明, 楠至
  • 利用分類: 航空分野(航空機エンジン)

概要

aFJRプロジェクトは, 国内のジェットエンジンメーカーが環境適合性を向上する技術を開発・実証し, 次世代ジェットエンジンの国際共同開発において設計分担を狙える技術レベルを目指すことを目的としている. aFJRプロジェクトでは, エンジン軽量化を目的としたCeramic Matrix Composite(CMC)を低圧タービン翼に適用する研究を行っている.

目的

aFJR(高効率軽量ファン・タービン技術実証)プロジェクト | 航空環境技術の研究開発プログラム(ECAT) | JAXA航空技術部門」参照。

目標

aFJR(高効率軽量ファン・タービン技術実証)プロジェクト | 航空環境技術の研究開発プログラム(ECAT) | JAXA航空技術部門」参照。

参照URL

aFJR(高効率軽量ファン・タービン技術実証)プロジェクト | 航空環境技術の研究開発プログラム(ECAT) | JAXA航空技術部門」参照。

スパコンの用途

解析結果を使用してCMC低圧タービン翼を設計しており, 設計コンセプトの実証試験を行い, 解析結果の検証を行う予定である.

スパコンの必要性

大規模モデルを使用した解析であるため, スパコンを利用する必要がある.

今年度の成果

低圧タービン動静翼列解析結果を図1に示す. CMC動翼は, 静翼との接触により規定範囲内で破壊されることが予測できている.

Annual Reoprt Figures for 2016

図1:CMC低圧タービン動翼列の解析結果例

 

成果の公表

査読なし論文

1) 余田拓矢, 北川潤一, 福重進也, 北條正弘, CMC衝撃破壊特性のモデル化, 第57回航空原動機・宇宙推進講演会, 2C18, (2017), 沖縄.

2) 北條正弘, 航空機エンジンにおける複合材適用技術動向, GTSJセミナー, (2017).

計算情報

  • 並列化手法: ハイブリッド並列
  • プロセス並列手法: MPI
  • スレッド並列手法: OpenMP
  • プロセス並列数: 128
  • プロセスあたりのスレッド数: 4
  • 使用ノード数: 32
  • 1ケースあたりの経過時間(時間): 50
  • 実行ケース数: 3

利用量

 

総仮想利用経費(円): 11,976,837

 

内訳

計算資源
計算システム名 コア時間(コア・h) 仮想利用経費(円)
SORA-MA 7,229,420.22 11,678,095
SORA-PP 0.00 0
SORA-LM 1,854.02 41,715
SORA-TPP 0.00 0

 

SORA-FS ファイルシステム資源
ファイルシステム名 ストレージ割当量(GiB) 仮想利用経費(円)
/home 511.81 4,827
/data 16,555.79 156,171
/ltmp 9,114.59 85,978

 

J-SPACE アーカイバ資源
アーカイバシステム名 利用量(TiB) 仮想利用経費(円)
J-SPACE 3.25 10,049

注記: 仮想利用経費=2016年度設備貸付費用の単価を用いて算出した場合の経費

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2016年4月~2017年3月)