非構造CFDコードによるキャビティ音響振動予測に関する研究
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2016年4月~2017年3月)
報告書番号: R16J0017
- 責任者: 松尾 裕一(航空技術部門 数値解析技術研究ユニット)
- 問い合わせ先: 橋本 敦(hashimoto.atsushi@jaxa.jp)
- メンバ: 吉本稔,西村信祐,石川勝利,森田至宗,小倉拓哉,今井和宏,石田崇,橋本敦,林謙司,竹川国之,青山剛史
- 利用分類: 航空分野(機体音響)
概要
航空機のキャビティ内にある搭載物の効果について解析する.計算結果を実験と比較して検証する.
目的
航空機のキャビティで発生する音響振動を予測するため
目標
キャビティ内にある搭載物の効果を予測する
参照URL
なし
スパコンの用途
音響振動を予測するための流体解析
スパコンの必要性
非定常計算は,定常計算の1000倍以上のコストになり,実用的な計算時間で結果を得るには,スパコンが必要.
今年度の成果
Fig.1に搭載物を入れて解析した例を示す.自由せん断が搭載物と干渉しており,音響振動の特性も変化する.搭載物による影響が再現できていることを確認した.
成果の公表
なし
計算情報
- 並列化手法: プロセス並列
- プロセス並列手法: MPI
- スレッド並列手法: 非該当
- プロセス並列数: 512
- プロセスあたりのスレッド数: 1
- 使用ノード数: 16
- 1ケースあたりの経過時間(時間): 480
- 実行ケース数: 2
利用量
総仮想利用経費(円): 6,688,589
内訳
計算システム名 | コア時間(コア・h) | 仮想利用経費(円) |
---|---|---|
SORA-MA | 3,584,188.95 | 5,790,820 |
SORA-PP | 22,884.91 | 195,391 |
SORA-LM | 1,054.96 | 23,736 |
SORA-TPP | 0.00 | 0 |
ファイルシステム名 | ストレージ割当量(GiB) | 仮想利用経費(円) |
---|---|---|
/home | 9,927.08 | 93,642 |
/data | 48,995.69 | 462,177 |
/ltmp | 7,299.42 | 68,855 |
アーカイバシステム名 | 利用量(TiB) | 仮想利用経費(円) |
---|---|---|
J-SPACE | 17.48 | 53,965 |
注記: 仮想利用経費=2016年度設備貸付費用の単価を用いて算出した場合の経費
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2016年4月~2017年3月)