本文へ移動

サイトナビゲーションへ移動

検索ボックスへ移動

サイドバーへ移動

ここは、本文エリアの先頭です。

S&MA基盤「品質工学ツール(JIANT)」の構築・維持

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2025年2月~2026年1月)

報告書番号: R25JH2900

利用分野: 事業共通

PDF(準備中)

  • 責任者: 小林亮二, 安全・信頼性推進部
  • 問い合せ先: 角 有司(kado.yuji@jaxa.jp)
  • メンバ: 土居 拓未, 井上 涼, 飯山 洋一, 角 有司, 難波 宗功, 寺井 千裕, 吉倉 弘高, 吉原 均

事業概要

JAXAが開発した品質工学ツール(JIANT)と, 京大生存圏研究所が所有する木造建築耐震シミュレータwallstatを活用し, 試験とシミュレーションの合わせこみ(データ同化)の研究を行っている. 本研究は, JAXA-京都大学ー大阪工業大学ー奈良女子大ー広島大学―大分大学-熊本大学ー建築研究所の共同研究によって進められている.

参照URL

https://aerospacebiz.jaxa.jp/mission-assurance-support/knowledge01/ 参照.

JAXAスーパーコンピュータを使用する理由と利点

スパコンを利用する目的は, 計算の高速化である. wallstatの計算は一般的なPCでは1ケース40分かかる. 品質工学ツールでは, 例えば1回のケーススタディで6000回の計算を行う場合は, トータルで160日かかる計算となるが, スパコンを利用することで数時間で完了できる事となる.

今年度の成果

京大生存圏, 熊本大, 建築研究所との共同研究を実施した. 今年度は段階的に進行する生物劣化を仮定した木造住宅の地震応答解析を実施した. JIANTによる多水準直交表により様々な生物劣化を考慮した木造建築のパラメータを生成し, JSS3を使用してwallstatによる計算を実施した. 壁倍率の低減係数を用いて計算した結果によって, おおよその応答が推定可能であることが示唆された. 成果は日本建築学会九州支部研究報告 第65 号 2026 年3 月 にて報告した.

Annual Report Figures for 2025

図1: 1 階の図面(赤:合板耐力壁, 青:劣化の起点となる壁)

 

Annual Report Figures for 2025

図2: 最下層の層せん断力係数-最大応答変形関係(BSL 波入力)

 

成果の公表

-査読付き論文

Tokikatsu Namba: Fundamental Validation of an AI-Based Impact Analysis Framework for Structural Elements in Wooden Structures, Appl. Sci. 2026, 16(2), 915, 2026.1

DOI: https://doi.org/10.3390/app16020915

-査読なし論文

段階的に進行する生物劣化を仮定した木造住宅の地震応答解析

土居拓未(熊本大学) , 井上涼(熊本大学 助教) , 田中圭(大分大 准教授), 森拓郎(広島大学 教授), 難波宗功(建築研究所 研究員),日本建築学会九州支部研究報告 第65 号 2026 年3 月

-招待講演

(1)角有司,  広島大学大学院先進理工系科学研究科 特別講義

テーマ: 木造建築の耐震設計の取り組み,  2025.11.11

(2)角有司, CAE活用の耐震性確保, 品質工学会第34回企業交流会YKK黒部事業所, 2025.9.19

(3)角有司, 品質工学ツール(JIANT)の活用とモデルベース開発, 日本画像学会 MBD技術研究会, 2026.3.2

(4)角有司, JAXAにおける品質工学の取り組み ―すべては浜松から始まったー, 浜松品質工学研究会, 2026.3.27

-口頭発表

難波宗功, 井上涼:解釈可能 AI を用いた木造建築物多目的最適設計に向けた基礎的研究, SATテクノロジー・ショーケース2026,p.129,2026年1月

JSS利用状況

計算情報

  • プロセス並列手法: 非該当
  • スレッド並列手法: 非該当
  • プロセス並列数: 1
  • 1ケースあたりの経過時間: 7200 秒

JSS3利用量

 

総資源に占める利用割合※1(%): 0.10

 

内訳

JSS3のシステム構成や主要な仕様は、JSS3のシステム構成をご覧下さい。

計算資源
計算システム名 CPU利用量(コア・時) 資源の利用割合※2(%)
TOKI-SORA 98.97 0.00
TOKI-ST 129600.25 0.13
TOKI-GP 0.00 0.00
TOKI-XM 10626.99 3.65
TOKI-LM 0.00 0.00
TOKI-TST 137476.86 2.25
TOKI-TGP 0.00 0.00
TOKI-TLM 0.00 0.00

 

ファイルシステム資源
ファイルシステム名 ストレージ割当量(GiB) 資源の利用割合※2(%)
/home 1024.00 1.64
/data及び/data2 102400.00 0.67
/ssd 0.00 0.00

 

アーカイバ資源
アーカイバシステム名 利用量(TiB) 資源の利用割合※2(%)
J-SPACE 0.00 0.00

※1 総資源に占める利用割合:3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.

※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.

 

ISV利用量

ISVソフトウェア資源
利用量(時) 資源の利用割合※2(%)
ISVソフトウェア(合計) 3805.84 2.67

※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2025年2月~2026年1月)