AMSR3利用研究系システムの開発及び維持管理
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2025年2月~2026年1月)
報告書番号: R25JAR90402
利用分野: 宇宙技術
- 責任者: 落合治, 第一宇宙技術部門地球観測研究センター
- 問い合せ先: 可知美佐子, JAXA/EORC(kachi.misako@jaxa.jp)
- メンバ: 可知 美佐子, 中田 和輝, 谷口 悠司
事業概要
温室効果ガス・水循環観測技術衛星(GOSAT-GW)搭載予定の高性能マイクロ波放射計3(AMSR3)の レベル1処理にて実施するリサンプリング処理(チャネル毎に異なる空間分解能・フットプリント中心位置の均一化)に用いるパラメータを作成する.
参照URL
https://www.eorc.jaxa.jp/AMSR/ 参照.
JAXAスーパーコンピュータを使用する理由と利点
JSS3の並列処理を利用することにより, パラメータ作成に要する処理時間の大幅な短縮を実現できる. 本パラメータは, レベル1の定常処理では固定パラメータとなるが, 作成のために一時的に大量のCPU及びメモリを使用する必要があるため, 通常の計算機環境では非常に長い時間がかかってしまう問題がある.
今年度の成果
AMSR3 L1プロダクトのデータ公開のために, レベル1Rプロダクトで用いるリサンプリング処理のパラメータを作成する期間が限られていた.
レベル1Rプロダクトで用いるリサンプリング処理は, 1つの処理で6CPU, メモリ8GB使用する条件下で3時間程度かかる処理である. その処理を1スキャンあたりの観測点数243点, 周波数について30条件を別々に実施する必要がある. JSS3を使用しない場合は, 約912日かかる計算となり, 衛星打上げ1年後に予定されているデータ公開までに与えられた時間を大幅に超過する.
JSS3を用い並列に処理を実行(Job投入)することで約5日にて必要なすべての計算を完了することができ, データ公開に向けたスケジュール期限内に必要なパラメータの作成処理を完了することができた.
成果の公表
なし
JSS利用状況
計算情報
- プロセス並列手法: 非該当
- スレッド並列手法: 自動並列
- プロセス並列数: 1
- 1ケースあたりの経過時間: 3 時間
JSS3利用量
総資源に占める利用割合※1(%): 0.46
内訳
JSS3のシステム構成や主要な仕様は、JSS3のシステム構成をご覧下さい。
| 計算システム名 | CPU利用量(コア・時) | 資源の利用割合※2(%) |
|---|---|---|
| TOKI-SORA | 0.00 | 0.00 |
| TOKI-ST | 4123293.69 | 4.27 |
| TOKI-GP | 0.00 | 0.00 |
| TOKI-XM | 0.00 | 0.00 |
| TOKI-LM | 0.00 | 0.00 |
| TOKI-TST | 0.00 | 0.00 |
| TOKI-TGP | 0.00 | 0.00 |
| TOKI-TLM | 0.00 | 0.00 |
| ファイルシステム名 | ストレージ割当量(GiB) | 資源の利用割合※2(%) |
|---|---|---|
| /home | 0.00 | 0.00 |
| /data及び/data2 | 100.00 | 0.00 |
| /ssd | 0.00 | 0.00 |
| アーカイバシステム名 | 利用量(TiB) | 資源の利用割合※2(%) | J-SPACE | 0.00 | 0.00 |
|---|
※1 総資源に占める利用割合:3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.
※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.
ISV利用量
| 利用量(時) | 資源の利用割合※2(%) | |
|---|---|---|
| ISVソフトウェア(合計) | 0.00 | 0.00 |
※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2025年2月~2026年1月)
