雲エアロゾル放射ミッション/雲プロファイリンクレーダ
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2025年2月~2026年1月)
報告書番号: R25JAR40200
利用分野: 宇宙技術
- 責任者: 仁尾友美, 第一宇宙技術部門衛星利用運用センター
- 問い合せ先: SAOC/EarthCARE-MOS担当(EC-MOS@ml.jaxa.jp)
- メンバ: 蘭 幸太郎, 青木 隆修, 阿世知 裕一, 雨谷 和也, 橋部 雄志, 石川 拓実, 川邊 浩道, 梶山 謙一, 菊池 玄之介, 河瀬 祥子, 本橋 修, 森 大, 高柳 慧, 大和 広史
事業概要
2024年5月に打ち上げたEarthCARE衛星データに対し, 処理アルゴリズムの改良に伴う過去蓄積分データの再処理を行う. これらのデータは, 地球システムに大きな影響を及ぼす雲とエアロゾルの振る舞いや, 雲とエアロゾルの地球の気候への影響の仕組みを解明し, 得られた知見を数値気候モデルに組み込み, または, 数値気候モデルの評価に利用することで, 気候変動予測の精度向上に貢献するため, 非常に重要なデータである.
参照URL
https://www.eorc.jaxa.jp/EARTHCARE/index_j.html 参照.
JAXAスーパーコンピュータを使用する理由と利点
人工衛星による地球観測のデータ処理は, 日々の観測データを処理する“定常処理”と, 解析アルゴリズムの改良が行われたときに実施する“再処理”に大きく分けられる. 再処理の場合, 最新のアルゴリズムを用いて, これまでに蓄積された膨大な過去分の観測データ全ての処理をするため, 処理に要する時間は観測期間に比例し長期化する. このような大規模計算“再処理”にスパコンを活用することで計算時間の大幅な短縮, ひいては処理結果(プロダクト)のユーザへの提供までの期間の早期化を実現している.
さらに, 消失不可なマスタデータの遠隔地保存先としてJSSは利用価値がある.
今年度の成果
2025年度はJSS再処理環境に最新のEarthCAREプロダクトの処理アルゴリズムを導入し, EarthCARE衛星観測開始からのデータの再処理を実施した.
また, J-SPACEへのデータのバックアップ保存(311 TB)も併せて実施した.
これらのデータは, データ提供システム「G-Portal」を通じて研究者等に提供を開始している.
成果の公表
-ポスター
EarthCARE Data System and Product Overview for Data Users, AAS07-P0, JpGU 2025
JSS利用状況
計算情報
- プロセス並列手法: MPI
- スレッド並列手法: 非該当
- プロセス並列数: 1 - 12
- 1ケースあたりの経過時間: 7.2 秒
JSS3利用量
総資源に占める利用割合※1(%): 0.02
内訳
JSS3のシステム構成や主要な仕様は、JSS3のシステム構成をご覧下さい。
| 計算システム名 | CPU利用量(コア・時) | 資源の利用割合※2(%) |
|---|---|---|
| TOKI-SORA | 0.00 | 0.00 |
| TOKI-ST | 54942.75 | 0.06 |
| TOKI-GP | 0.00 | 0.00 |
| TOKI-XM | 0.00 | 0.00 |
| TOKI-LM | 0.00 | 0.00 |
| TOKI-TST | 0.00 | 0.00 |
| TOKI-TGP | 0.00 | 0.00 |
| TOKI-TLM | 0.00 | 0.00 |
| ファイルシステム名 | ストレージ割当量(GiB) | 資源の利用割合※2(%) |
|---|---|---|
| /home | 0.00 | 0.00 |
| /data及び/data2 | 102400.00 | 0.67 |
| /ssd | 0.00 | 0.00 |
| アーカイバシステム名 | 利用量(TiB) | 資源の利用割合※2(%) | J-SPACE | 276.03 | 0.84 |
|---|
※1 総資源に占める利用割合:3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.
※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.
ISV利用量
| 利用量(時) | 資源の利用割合※2(%) | |
|---|---|---|
| ISVソフトウェア(合計) | 0.00 | 0.00 |
※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2025年2月~2026年1月)
