着氷予測技術の研究
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2025年2月~2026年1月)
報告書番号: R25JDA201N14
利用分野: 航空技術
- 責任者: 中北和之, 航空技術部門基盤技術研究ユニット
- 問い合せ先: 辻村光樹(tsujimura.hiroki@jaxa.jp)
- メンバ: 井手 優紀, 伊藤 耕悦, 志村 啓, 辻村 光樹
事業概要
着氷は航空機の飛行安全に悪影響を与えることから, 設計・認証の重要な評価項目の一つである. 本事業では, 航空機開発の効率化に向けて, 着氷の数値予測技術を研究する.
参照URL
なし
JAXAスーパーコンピュータを使用する理由と利点
着氷数値予測は, 複雑形状をもつ着氷周りの気流・液滴軌道計算, 着氷表面上の液膜計算, 計算格子の更新を反復実行するものであり, 膨大な計算資源を要するため, JSS3を利用した.
今年度の成果
マルチショット解析法におけるメッシュ変形技術を改良し, その効果をCRM65翼モデルに対する着氷解析によって確認した. 風洞試験の経過時間と同等の時間までマルチショット計算を進め, 三次元の着氷予測結果を取得することができた. また, 同ツールの回転翼機ローター等への適用可能性を評価するため, ローターに対する二次元準静的着氷解析を行い, 技術的課題を明らかにした.
成果の公表
なし
JSS利用状況
計算情報
- プロセス並列手法: MPI
- スレッド並列手法: OpenMP
- プロセス並列数: 36 - 96
- 1ケースあたりの経過時間: 24 時間
JSS3利用量
総資源に占める利用割合※1(%): 0.11
内訳
JSS3のシステム構成や主要な仕様は、JSS3のシステム構成をご覧下さい。
| 計算システム名 | CPU利用量(コア・時) | 資源の利用割合※2(%) |
|---|---|---|
| TOKI-SORA | 2803907.61 | 0.13 |
| TOKI-ST | 28351.59 | 0.03 |
| TOKI-GP | 0.00 | 0.00 |
| TOKI-XM | 0.00 | 0.00 |
| TOKI-LM | 1944.82 | 0.15 |
| TOKI-TST | 0.00 | 0.00 |
| TOKI-TGP | 0.00 | 0.00 |
| TOKI-TLM | 0.00 | 0.00 |
| ファイルシステム名 | ストレージ割当量(GiB) | 資源の利用割合※2(%) |
|---|---|---|
| /home | 0.00 | 0.00 |
| /data及び/data2 | 10240.00 | 0.07 |
| /ssd | 0.00 | 0.00 |
| アーカイバシステム名 | 利用量(TiB) | 資源の利用割合※2(%) | J-SPACE | 0.00 | 0.00 |
|---|
※1 総資源に占める利用割合:3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.
※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.
ISV利用量
| 利用量(時) | 資源の利用割合※2(%) | |
|---|---|---|
| ISVソフトウェア(合計) | 519.67 | 0.36 |
※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.
JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2025年2月~2026年1月)
