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共同研究:運動連成解析の研究

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2017年4月~2018年3月)

報告書番号: R17JA3210

利用分野: 航空技術

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  • 責任者: 伊藤健 航空技術部門次世代航空イノベーションハブ
  • 問い合せ先: 石田崇 ishida.takashi@jaxa.jp
  • メンバ: 橋本敦, 石田崇, 菅原瑛明, 上島啓司, 吉本稔, 小倉拓哉, 西村信祐, 森田至宗, 今井和宏, 口石茂

事業概要

本事業では,高速流体解析ソルバFaSTARで運動連成解析が行えるよう機能拡張を行い,検証として外部搭載物分離解析を行う.

参照URL

なし

JSS2利用の理由

大規模な非定常解析を行うための計算機

今年度の成果

今年度は,FaSTAR-Moveの低メモリ化・高速化に着手し,検証として外部搭載物分離解析を行った.その結果,1000万点規模の計算格子を用いた場合,1日以内で解析が完了することを確認した.

Annual Reoprt Figures for 2017

図1: 搭載物分離解析の計算格子

 

Annual Reoprt Figures for 2017

図2: メモリ性能の比較

 

成果の公表

■ 口頭発表

1)上島啓司ほか,“移動・変形を伴う物体周りの解析に対応したFaSTAR-Moveの開発”,第49回流体力学講演会/第35回航空宇宙数値シミュレーションシンポジウム,東京,2017

2)上島啓司ほか,“FaSTAR-Moveの実用化に向けた機能向上”,第55回飛行機シンポジウム,島根,2017

JSS2利用状況

計算情報

  • プロセス並列手法: MPI
  • スレッド並列手法: N/A
  • プロセス並列数: 64 – 2048
  • 1ケースあたりの経過時間: 20.00 時間

利用量

 

総資源に占める利用割合※1(%): 1.45

 

内訳

JSS2のシステム構成や主要な仕様は、JSS2のシステム構成をご覧下さい。

計算資源
計算システム名 コア時間(コア・h) 資源の利用割合※2(%)
SORA-MA 11,678,000.75 1.54
SORA-PP 61,313.68 0.77
SORA-LM 12,511.32 6.44
SORA-TPP 0.00 0.00

 

ファイルシステム資源
ファイルシステム名 ストレージ割当量(GiB) 資源の利用割合※2(%)
/home 121.34 0.08
/data 23,151.11 0.43
/ltmp 4,072.77 0.31

 

アーカイバ資源
アーカイバシステム名 利用量(TiB) 資源の利用割合※2(%)
J-SPACE 0.52 0.02

※1 総資源に占める利用割合:3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.

※2 資源の利用割合:対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2017年4月~2018年3月)