JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2020年4月～2021年3月)

報告書番号: R20JR0100

利用分野: 宇宙技術

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• 責任者: 祖父江真一, 第一宇宙技術部門宇宙利用統括付
• 問い合せ先: 工藤 文雄(kudoh.fumio@jaxa.jp)
• メンバ: 早坂 英俊, 後藤 貴志, 大串 文美, 道津 正徳, 池田 隆志, 村本 信裕, 萩原 浩司, 山本 忠裕, 武藤 太郎, 岡 一浩, 仲田 季寧, 大塚 克之, 村上 駿介, 黒川 広隆, 横川 宏之, 山口 志野, 工藤 文雄, 三海 英和

事業概要

陸域観測技術衛星「だいち」および「だいち2号」により取得した合成開口レーダー(PALSAR/PALSAR-2)のデータを加工して, ユーザにとって操作性の高い画像プロダクト(Analysis Ready Data)を生成し提供を行う.

参照URL

http://www.satnavi.jaxa.jp/project/alos/ 参照.

JAXAスーパーコンピュータを使用する理由と利点

JAXAは, 地球観測衛星データの利用普及を拡大するためのデータ公開整備を行っています. その一環として, 大量のALOS/PALSAR, ALOS-2/PALSAR-2の全観測期間分データを処理し, ユーザの利便性の高い画像データを迅速に公開する必要がJAXAにはあります. これを実現するには, JSS2での処理(最大350並列処理)が最適であるため, JSS2を利用をしました.

今年度の成果

今年度の処理実績です.

PALSARの日本域のL2.2処理

FBD:37,711シーン

FBS:49,023シーン

PLR: 7,364シーン

WB1: 1,662シーン

WB2: 5シーン

PALSARの日本域以外の処理

FBD(L1.1:568,670, L2.2:638,759シーン)

FBS(L1.1:684,362, L2.2:389,318シーン)

PLR(L1.1:218,529, L2.2: 3,606シーン)

DSN(L1.1: 4,135, L2.2: 1,085シーン)

WB1( L2.2:116,055シーン)

WB2( L2.2: 762シーン)

図1: PALSAR-2/SCANSAR L2.2@オランダ(2010/8/12観測, シーンID:ALPSRS242342550)

成果の公表

なし

JSS利用状況

計算情報

• プロセス並列手法: 非該当
• スレッド並列手法: 非該当
• プロセス並列数: 1
• 1ケースあたりの経過時間: 10 分

JSS2利用量

総資源に占める利用割合※1(%): 1.55

内訳

JSS2のシステム構成や主要な仕様は、JSS2のシステム構成をご覧下さい。

※1 総資源に占める利用割合：3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.

※2 資源の利用割合：対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.

JSS3利用量

総資源に占める利用割合※1(%): 0.08

内訳

JSS3のシステム構成や主要な仕様は、JSS3のシステム構成をご覧下さい。

※1 総資源に占める利用割合：3つの資源(計算, ファイルシステム, アーカイバ)の利用割合の加重平均.

※2 資源の利用割合：対象資源一年間の総利用量に対する利用割合.

JAXAスーパーコンピュータシステム利用成果報告(2020年4月～2021年3月)